まいにち

ただの日記

台湾旅行!1日目

会社のお盆休みを使って、ひとりで台湾に行ってきました。

台湾に行くのは2度目で、大学2年の時に、友達と行った初めての海外旅行先が台湾でした。

その旅行がもう本当に楽しくて楽しくて衝撃的で、思えばその時から、私の長い長い台湾への片想いが始まったのかもしれません。笑

 

まずもっと現地の方達とお話したい!感謝を伝えたい!と思って、中国語に興味を持ち始めました。

テキストを買ってみたり、NHKのラジオやテレビの講座を録画して何度もみたり。台湾旅行記や留学をされている方のブログを読み漁ったり。本屋さんで台湾特集の雑誌や書籍があればすかさずチェック!行く予定もないのに航空券を定期的にチェック!という感じに、

本格的ではなかったけど、だらだらじわじわと台湾への思いを温めていました。

 

さぁ!3年越しの思いが叶ったわくわくと、初ひとり海外の不安を抱えて、いざ台北へ...!

 

 *

 

初羽田を経て桃園へ、

朝の6:00発なので前日夜中から空港に滞在してましたが、羽田の展望デッキは最高にロマンチックでした。これからは東京でオススメの所と言われたら間違いなくここを1番に推薦するレベルです。笑

 

さて、桃園空港に到着。

3年ぶりの台湾に感動を覚えつつ、WiFiの設定と空港限定(台北駅でも買える?)の悠遊卡をゲットして国交客運で台北に向かいます。

 

バスが着いたのは台北駅の東側。

とりあえず荷物を置きに宿に行きましょう。f:id:ao09:20160829074441j:image

↑久しぶりの台北駅。

とても荘厳で感動、そして良い天気!

 

今回の宿泊場所、最寄駅は西門駅ですが台北駅からも歩けない距離ではないとのことで、スーツケースを連れて歩きます。

 

台北駅からドミトリーまでの道のりに二二八和平公園という森林公園があります。

余裕ぶっこいて猛スピードで歩いてたら暑すぎて大変だったので、ここでしばし休憩...。

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↑旅行中何度か通りました。

静かだけど雰囲気は明るくて、たくさん人がいます。

 

ベンチに座って一息ついていたら、台湾人(おそらく)のお兄さんに話しかけられました。

たぶんこの辺でイベントしますよ〜みたいな勧誘かな、外国人だと気づかれてないからなのかめっちゃ元気よくたっぷり話してきて急だったのでびっくりして、

リアルに(;゚Д゚)こんな顔で「私は日本人です。」と覚えた中国語で伝えました。

すると、「そうなんだ!日本は〜☆」みたいな感じでさらに元気よく話し始めたので、私も「台湾大好きです」とだけ伝えておきました。

(;゚Д゚)←こんな顔で。笑

 

さあ、迷いながらもホテルに到着。

一応チェックインできるか聞いてみましたが、15時からとのことなので、荷物を預けて西門駅周辺の探索開始です。

 

っと、その前に!昨日のお昼からほぼ何も口にしていないので、とりあえず飲み物を!

ということで50嵐に。

前回飲めなかったから、今回の台湾で一番初めに頼むものは50嵐のタピオカミルクティーと決めていました!

が、私としたことが写真を撮っていなかった...。でもそれだけ夢中で飲んだってことかな。ミルクティーはコクがあって、タピオカはモチモチで美味しかった!

 

気を取り直して、まず西門紅楼。日本統治時代の建築で、この八角形の建物とその周辺の広場を合わせて西門紅楼というそうです。

ずっしりと重厚感が感じられますが、行き交う多くの人を見守る姿が温かいです。というか西門暑いです。笑

 

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↑西門紅楼と土日に開かれるクリエイターさんたちの青空市(?)

 

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↑西門紅楼の中

工事中で閉まっていましたが、ハンドメイド雑貨等を扱っているお店が集まっている部分だけは見ることができました。缶バッチを買ってしまった!

 

お次は西門の定番、阿宗麵線です。

ツルツルの細麺と柔らかいモツが、カツオ風味のスープの中で優しさに包まれている...。そんな感じ(どんな)

麺なのにプラスチックのスプーンが付いてくるところが私的に謎でしたが、皆さん黙々と食べています。次は冬に食べたいかな。

 

 

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↑阿宗麵線

2サイズあるのですが小でも1人だと多いです。

オーダーの流れは早いですがスタッフのお兄さんの対応はとても丁寧で気持ちが良かった!

 

西門駅周辺は、日本でいう渋谷原宿エリアと言われるだけあって本当に若者が多いです。

アニメ文化も充実しているようで、渋谷原宿というよりも、秋葉原なんじゃないかという気も(笑)

あまり買うものはありませんでしたが、とにかく活気があって楽しいです!

 

西門をふらふらした後は、台北101近くの四四南村へ。

ここは昔軍人村だったそうで、敷地内にはその時代の建物を使った歴史公民館や雑貨店があり、文化公園として親しまれているそうです。

 

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↑敷地に入るとまず目に入る建物

親子向けの施設だったかな

 

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↑木陰が嬉しい

 

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↑ここも土日には、西門紅楼前のような青空市が開かれています。無花果ドリンクを買いました、酸酸甜甜的好喝!

 

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↑写真スポットですよ!

素朴さと温かさを兼ね備えたセンスが羨ましい...!

 

こんな感じで見どころ満載の四四南村なのですが、その中でも特に人気なのが雑貨とカフェを併設している「好,丘」というお店です。

今回カフェは利用しなかったので見たのは雑貨の方だけなのですが、台湾産のお茶や石鹸等、品質にこだわったオーガニック類、台湾モチーフのポストカードやキーホルダーなどの雑貨類、あとTシャツやバッグなどファッションの類も販売してました。

個人的に台湾モチーフの雑貨がほんとに可愛くて...次来た時も覗いてみようかな。 

 

村の周辺もぶらついて満足したので、宿のチェックインに西門に戻ります。

 

今回は安さ重視で、初めてドミトリーを選んでみました。 

スタッフさんは、日本語ができる人もいるみたいだけど滞在期間中は不在なようでした。

小学生以下レベルの英語と少しだけ覚えた中国語を駆使してチェックイン終了です。

 

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↑ロビー

宇宙船コンセプトの再現度が高い!入った途端にテンション上がります!お昼間は静かですが、夜はめちゃめちゃ盛り上がってる様子でした。

 

ちょっと休憩して五分埔へ

五分埔服飾商圏は服やアクセサリーの問屋街で、トップスが100元〜と激安な商品に出会うことができます。

 

値段交渉も楽しい^^

道ギリギリまで商品を並べるお店が狭い路地の両側にあるような場所で、その路地が何本も重なっているので本当に迷子になります。

悩んだ挙句見送った服をやっぱり買おう!と思ってもそのお店には二度と戻れなかったり、かと思えば、このお店見るの何回目や...みたいに何度も同じ道に出てしまったり。

 

いやぁ、けっこう時間を消費してしまった割に1着しか買いませんでした...。

そろそろ暗くなってきたし、夜市に向かいましょうか!

前回も五分埔→饒河夜市だったのでなんとなく道は覚えてました。確か、ガイドブック持って迷ってたら台湾の方に助けてもらったんだよなぁとホロリと思い出しました。

 

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↑ 饒河街観光夜市

定番の入り口。煌びやかでドキドキ。

 

さて、 饒河街観光夜市に着きました。

うーん人が多すぎる...前回来た時こんなに多かったかな〜

前進むのも人の流れに沿ってゆっくりだから、途中お店に立ち止まるのも、もちろん戻るのも気を使う感じでした。

人の熱気で暑すぎて、西瓜ジュースを2回も買った!あとはいつも行列の福州世相の胡椒餅を買ってもぐもぐ。

 

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↑福州世相胡椒餅

ほんとに熱々!でも予想より少ししょっぱかったかも。

 

饒河街夜市は前回よりも感動が薄かったかもしれない...。やっぱり人と連れ立って来た方が面白いかな?

 

ホテルに戻りつつ、マッサージに寄り道しましょう。

松山駅からMRTで西門駅へ、台北ナビさんで調べていたマッサージ屋に到着。

お客さんはほとんど日本人で、受付のスタッフさんが少し日本語を話せるみたい。

私が病み上がりだったこともあって、店内が異常に寒いと思って震えてたら、担当のおばちゃんが大きなタオルを持って来てくれた。優しさで更に震える私...。

前日の空港泊から酷使していた足がやっと解放されました。

 

最後にスーパーに寄ります。

西門の通りを抜ける時、わらわら人だかりのできているお店を発見!

士林夜市の行列で有名な豪大大雞排(HOT STAR)の西門町店ですね!

 

大雞排めっちゃ食べてみたかったけど明日士林に行くし、胡椒餅でお腹がいっぱいになっていたので断念。代わりに檸檬愛玉をいただきました。

初めての愛玉だったんだけど、もうね、美味しすぎた。後で思い返してみるとこの度一番のヒットだったかも。

 

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↑檸檬愛玉

甘酸っぱくて愛玉ゼリーがぷりぷりで最高でした。

 

あとはカルフールでお買い物してこの日は終了!

ドミトリーのシャワー室は数が多くて待つこともなく、さくっと寝る準備ができます。

ロビーがとっても賑やかでしたが、私も端っこのスペースをお借りしてここで明日の予定を立てます。

 

予想外の暑さと前日までの体調不良で、(私にしては)あまり食べられていないので明日に期待することとしましょう!

では台北の夜、おやすみなさい。 

 

 

 

『ウフィツィ美術館』

7/22

フィレンツェメディチ家の至宝

ウフィツィ美術館(3D)』という映画をお仕事終わりに観に行ってきました。

 

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上映はシネスイッチ銀座

初めてでしたが感動してしまいました。

この映画館、なんと金曜はレディースデーで950円(3Dはプラス400円)なのです!!

これはお手頃!他の映画館ではレディースデーでも最低1000円はかかるイメージだったので、都会なのに太っ腹だなと。笑

 

シネスイッチさんの魅力はもちろん、お値段だけではありません。

なにより、上映作品のチョイスがツボすぎます。

本編上映前に予告が次々と流れる(結構長い、もう15分は観てるんじゃね?という気分になり始める。笑)のですが、全部観たくなる作品ばかり!

というか2作品くらい予告でポロポロ泣き始めた(笑)

あれ、歳かな(笑)

 

さらにシネスイッチさんの魅力は続く!

飲食物の持ち込みOKときた!!ふー!

まぁ匂いや音の強いものは言うまでもなくNGなので食べものはやめといた方が...って感じなのですが。

でも、自分の好きな飲みものを片手に映画が観れるなんて最高です。ほんまに太っ腹!

冷房の温度さえもう少し抑えてくだされば、もう本当常連になろうと思いました。(でもブランケットの貸し出しもある。)

 

 

肝心の本編、ウフィツィ美術館の感想なのですが、これは3Dでやる必要があったのかなというのがちょっと疑問です...。

4K画質の綺麗な映像を楽しみにしていたのですが、3Dメガネのせいでどうしても画面が暗く見えてしまうというか...。

また、作品をリアルに、より細かいところまで綺麗にみられるところに期待していったのですが、本来平面であるはずの絵を3Dでみることにもなんだか抵抗があるというか、作品本来の姿(もちろん画面を通してではあるけど)が気になってしまうというか。

まあ3D上映ということは理解して観に行ったので、そこは言及すべきではないのかもしれませんが、やっぱり一番気になる部分だったので感想として残しておこうかなと。

 

それ以外の点はとっても良かったです!

美の巨人たち』でばっちり予習して行ったので、この映画でフィレンツェの街並みやルネサンスの流れとメディチ家の役割も少しは把握できたかな。

 

映画の中では、当時ものを作る単純な職人とされてきた人々がルネサンス期において、彫刻家や画家、建築家というように知識とセンスを持つ人々として識別され地位が確立されていったとありました。

 

それだけ、この時期には芸術家とその作品たちは注目され時代の流れの中で重要な役割を担ってきたのだということ。

時には政治的社会的に利用されて焼き払われてしまった作品や、人の生死を分けるような作品が生まれ、芸術家やパトロン歓喜や苦悩を持って命がけで作品を生み出したというのも納得です。

確かに、彼らの作品たちは素人の私が画面を通して見るだけでも心を奪われてしまうような魅力があります。

 

出てきた中で個人的に好きな作品は、たくさんあるけど、ミケランジェロの『メドゥーサ』です。

鏡に映る自分をメドゥーサに見立てて描いた自画像なのだそうですが、強烈なインパクトというか、絶対忘れられない作品だと思います。

首からドロドロ滴る血よりも、

私は、目が、目がめっちゃ怖い(笑)

 

あとはやっぱり、ボッティチェリの『春(プリマヴェーラ)』でしょうか。

柔らかいタッチでお花も細かくて、とても美しい作品だと思います。何時間でも見ていられそう。

 

 

ここに出てくる作品たちは、他ではない「人」が生み出したものだから、その「人」々による様々な思想や思惑と、常に影響し合っていました。

だから、それらの思いの中で大切に残されてきたものや、逆に失われてしまったものたちを時が経った現代においてもこうして知ることができるというのは、決して当たり前じゃない、とても貴重なことなのだと改めて思います。

 

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上映後。映画館の展示が素敵でした。

 

おわり。

USJ

USJにいってきました。

雨の予報で心配だったのですが、

案の定入場ゲートの時点で土砂降り、午前中は使い捨てのビニールポンチョと傘が手放せなかったです。

 

でも、その雨のおかげで、土曜日だったにもかかわらずあまり待たずにアトラクションに乗れました。

混むかなと思ってたハリポタもサクサクです。

もちろんエリア入場の整理券もなし!!

 

ハリポタエリア、感動でした。

細かいとこまで再現されていてすごく楽しめました。

特に夜のホグワーツ城が本当に素敵で厳かで...。

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灯りが漏れてロマンチックすぎる。

 

 

USJは2.3年ぶりだったのですが、

改めて、なんかいいなぁと思いました。(なんか笑)

 

比べるものではないのですが、ディズニーほどキャラクターやその世界に精通していなくても楽しめるところが自分に合ってるのかなと。

クルーさんも、あえて完璧でなくほどよく礼儀正しく、それでいてフレンドリーすぎるところが絶妙です!

 

個人的にホグズヘッドの眼鏡のクルーさんがツボでした。人懐っこそうで羨ましい。笑

 

 

そんな感じで最高のUSJなのですが、

少し難点を出すと、アトラクションがトラブルでめっちゃ止まるところと、単純に入場料が高いところですかね。

もちょっと安くなりませんかね〜

 

あとやっぱりE.T.バックトゥーザフューチャーは必要ですよ!USJさん!!切実です!

 

 という注文の多いゲストでした。

ごめんなさい。

 

 

 

あちちち。

暑いです。

今日は朝起きた瞬間から、

暑くて暑くて汗をかいていました...。

 

会社に行くまでも灼熱で、

いつも自分だけ暑そうで、なんで皆こんなに涼やかな顔をしてるんだろうと思うのですが、さすがに今日はすれ違う人も暑さで顔が辛そうでした。

ほんと、梅雨どこいった...。

 

 

帰宅後は節電をモットーに、クーラーを

極力入れないでおこうと思っているものの、

お風呂上がりに我慢できずにつけてしまいました。

ですが、今は扇風機と氷枕を駆使してゴロンとしております。冷んやりして、なかなか快適。

 

クーラーは便利だけど賢く使っていきたいね!節約になるしエコにもなるし!

もっと感覚的に涼しくなるように、風鈴でも吊り下げようかな?

 

 

 

2016、下半期

気がつけば2016年が始まり、

一度も更新しないまま後半を迎えてしまいました。

それなりに忙しかったのです...。

いや、忙しい気がしてた...という言い訳です(笑)

 

さて、

私は4月から東京で社会人をしています。

まだまだ慣れないことばかりで失敗も多いですが、

日々勉強です。

やるべきことを全うできるように頑張ります。

 

久しぶりに前の日記を読み返していたらなんだか懐かしくなってしまったので、

ぼちぼち書き始めようと思います。

 

さあ、今日は7月2日。夏の始まりです。

元気に行きましょう!

 

 

APPLE BALL DOUGHNUTS

しばらく書かない間に、

就活終わった。長かった〜。

 
これで安心して年越しできる。
と、思いきや、卒論仕上げとか引越しとか旅行準備とか色々やることありすぎるから、まだまだ気は抜けない。
 
年末年始、余裕ぶっこいてガキ使と格付けをみるために頑張ります!
 
***
 
さてさて、地元のお友達から少し早いクリスマスプレゼントが届きました。
雑貨とかたくさん送ってくれたんだけど、感動したのがこれ!
 
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なんと賞味期限がイブ!!
感動しました。味に関しても、無印はほんとハズレがないですから、食べるの楽しみ。
 
りんごっていうところもなんだかクリスマスっぽくないですか?
送り主さんが、りんごのお菓子好きみたい!
おいしいよね、私もすごい好き。
 
もうほんとね、毎度毎度、このお友達のセンスには脱帽なのです。身につけてるものも、贈ってくれるものも全てかわいい! 
まこちゃん!本当ありがとうね!!
 
私は何を渡そうかな〜!
お菓子いっぱい持って行きたいな(笑)
 
クリスマスがもうすぐやってきます。
 

ショーシャンクの空に

とある刑務所の受刑者が勝ち取り、分け与えた解放と救いー。誰の心にも静かに、爽やかな感動が訪れる…。
4年程前に、母からすごくよかったよーとお勧めされ、その後超有名作だと知った『ショーシャンクの空に』を図書館で借り、やっと観ることができました。
 
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ショーシャンク刑務所に若き銀行の副頭取だったアンディ(ティム・ロビンズ)が、妻と間男を殺害した罪で入所してきた。最初は刑務所のしきたりにも逆らい孤立していたアンディだったが、刑務所内の古株で"調達係"のレッドは彼に他の受刑者とは違う何かを感じていた。2年後、アンディは監視役のハドレー主任が抱えていた遺産相続問題を解決する報酬として、受刑者仲間たちへのビールを獲得する機会を得るが、これを機にアンディは、刑務所職員からも受刑者仲間からも一目置かれる存在になっていく...。

DVDパッケージ紹介文より

 
以下ネタバレではないけど、観てない方は結末に関して、何の予備知識のないまま鑑賞して頂きたいので注意です。
 
***
 
なんとなく、ヒューマンドラマっぽい感じで私には合わないかもと思ってたのですが、結果的に最後までじーっと見入っていました。
すごく濃い140分だったと思います。
 
人の生き方とか人生に焦点を当てたものなんだろうけど、ミステリーっぽい要素もあったのが大きいかなと思います。
だから、最後までハラハラしながら観られたし、終わり方の爽快感もありました。
 
「ここじゃ皆が自分は無実だと言うぜ。」というセリフが度々出てくるので、
主人公のアンディ含め、受刑者たちが本当に罪を犯したのか、どんな罪を犯したのかというのが序盤から気になるところなのですが、
罪人として刑務所に入れられ、そこに慣れきってしまった受刑者たちと対照的に、
淡々としていても、なんとか環境を良くしていこうとするアンディの姿が印象的でした。
 
徐々に築かれていく受刑者たちとの友情も良かったです。
 
希望を捨てずに、
人間らしく生きることを実現しようとしていたアンディの、全ての行動の意味が明かされた時は、なるほどと納得したのと同時にすごく驚きました。
 
DVD表面の有名なシーンはここに繋がるのか...と。
 
ネットでは、
例えどん底の人生でも希望は必ず残っているということを教えてくれる映画である、とのレビューもありました。
確かに、最後まで希望を捨ずに行動したアンディにおいてはそうだと思う。レッドも。
でも、そうなると希望を持って勉強してアンディを助けようとしたトミーは?そこだけ納得いきません。アンディの決意を固めるきっかけとして必要だったのかもしれませんが...。
 
あと、途中で刑務所を去ることになったブルックスがやりきれない。何十年も刑務所生活で老いてしまった体と心が、何の知り合いもない仲間もいない外の世界に放り出されるのはとてつもない辛さだと思う。
もちろんこれは生きていく希望を捨てたブルックス本人の問題なのですが、観てて苦しくなりました。
私は老人に弱い...( ;  ; )
 
 
結末としては爽快感と感動がありましたが、考えることもいっぱいありました。
もっと自分が歳をとって色々な経験をした後に観れば、見方も変わるのかもしれません。
また、必ず鑑賞したいと思いました。
 
 
おわり。