まいにち

ただの日記

映画の日

12月1日は映画の日

1896年に日本において初めて、神戸で映画が公開されたことを記念して1956年に制定されたそうです。

 

ということで、

『私の少女時代-OUR TIMES-(我的少女時代)』という作品を観に行きました。

 

f:id:ao09:20161225003144j:image

 

2015年に台湾で公開され、約15億円の興行収入を記録。中華圏を中心とするアジアで大ヒットした作品だそう。

 

以下公式サイトの紹介文。

90年代台湾を舞台に、さえない女子高生と、イケメン男子と不良男子の恋と友情を描いたノスタルジックで切ない青春ラブストーリー。 仕事も恋愛も空回りのOLリン・チェンシン。なにもかも嫌になって泣きたくなった時にラジオから聴こえてきたのは、彼女の青春時代のアイドル、アンディ・ラウの歌。そして、リンは高校時代を回想する―― 輝かしい青春の日々、ほろ苦い想い出・・・という誰もが経験した初恋のユーモアと90年代ノスタルジーを織り交ぜて描いたさわやかな青春映画。

映画「私の少女時代ーOUR TIMESー」公式サイトより

http://maru-movie.com/ourtimes.html

 

なんだろう。観終わった後、こんなにも元気になれる作品にかつて出会ったことがあるだろうか...。

真っ青な空を背景に、太陽がサンサンと降り注ぐ台北駅を初めて見上げたあの時のような、清々しく晴れやかな気持ち!(大袈裟でない)

 

「台湾×90年代」というノスタルジックな舞台背景がそれだけでもう私得すぎるんだけど、単純に2時間半飽きさせないテンポの良さや細かいネタの盛り込み方、台詞の良さがあったと思います。

 

登場人物も、

主要メンの4人だけじゃなくて真心や太宇の友達、先生や真心の家族もスピンオフ作って欲しいくらい魅力的だった!あと敏敏の友達も「こういう奴おる!笑」みたいな感じでおもしろかった!

 

恋や学校生活への素直なときめきや自分自身へのもどかしさを抱えて、全力で走る主人公達が少し羨ましいな...。

自分もあんな風にどんなことにも真っ直ぐにぶつかっていく青春時代を過ごしたかったです。

 

出てくる台詞。

好きなのがたくさんあるけど、後半に出てくる真心の「只有我們自己能決定自己的様子!」

私達のことを決められるのは、私達(自分自身)だけ!

って台詞がすごく好き。

 

色んな人に出会って色んなことを経験する青春時代は、他の誰にも決められない自分の価値を形作る大切な要素なんだろうな。

青春時代はもう過ぎたかもだけど、私も出会いや経験を大事に積み上げていきたいな。

 

〇〇〇

 

12月23日。

武蔵野館にもう一度、上映最終の回を観に行ってきました。劇場内はほぼ満席(たぶん)で、上映前に思いがけず配給会社の方達が挨拶に出てこられました。

私の隣は50代くらいのおじさまだったんだけど、ガン泣きな感じで世代に関わらず愛される作品だと改めて感じた!

 

これは、来年新しくオープンする吉祥寺の映画館にも観に行くだろうなぁ。DVD買うだろうなぁ。笑