あの頃、君を追いかけた
台湾映画『あの頃、君を追いかけた』を映画館に観に行ってきました。
日本では今秋公開予定のリメイク版が話題になっていますが、こちらのヒロインは乃木坂の齋藤飛鳥ちゃんが演じるとのこと。
私としては、中国語を勉強するきっかけになった大好きな映画と公言している、桜庭ななみちゃんの佳宜が見たかったかな。優等生なだけじゃなくて、無邪気なところとか雰囲気も彼女に重なるところがあるように感じました。リメイク2作目にはぜひ...!笑
さて、今回観に行った映画館は新宿のK'sシネマという映画館。今は台湾シネマウィークということで、5月〜6月のはじめまで懐かしい作品から比較的新しい作品まで、放映してくださるとうことです。
いっぱい観たい作品があったけど、結局この一本しか観られてないな。特に藍色夏恋は評判も良いし是非とも観たかったんやけど...。レンタル探しますかな。
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さて、『あの頃、君を追いかけた』に話を戻します。具体的なネタバレは書かないつもりですがまだ観られてない方は気をつけてください〜。
ずっと観たいと思ってたのですが、なんとなく映画館で観たかったのでレンタルはせず、YouTubeの予告で我慢していました。後述しますが、この予告がまた良い...。
まずは、あらすじをば。
台湾中西部の町、彰化しょうか。頭の中はアレでいっぱい。将来のことを真剣に考えたこともない高校生コーチンと、個性豊かな仲間たちは、くだらない悪戯で授業を妨害する毎日を過ごしていた。担任からお目付け役を仰せつかった女生徒シェンを疎ましく思いながらも、次第に胸がざわつき始め…。
映画『あの頃、君を追いかけた』公式サイトよりhttp://www.u-picc.com/anokoro/intro.html
公式サイトのあらすじに載ってる名前はカタカナ表記ですが、自分が覚えるためにも以下主人公であるコーチンは柯騰、ヒロインのシェンは佳宜で書きます。
日本でのコピーは「青春は恥と後悔と初恋で作られる」だそうで、なるほど、コピー通りに、学生たちの甘酸っぱい青春と下ネタをこれでもかと詰め込んだ映画という感じです。
印象的なシーンはいくつかあるんだけど、やっぱり1番はあそこでしょう!
席が前後になり、半ば強制的に佳宜に勉強を教えてもらうようになった柯騰。放課後2人きりで過ごす時間も増え、少しずつお互いを意識し始めるようになった頃、2人は試験順位の勝負をします。賭けるのはお互いの髪型。柯騰が負ければ自分は坊主にする、だから佳宜が負けたらポニーテールにしろと。
後日結局負けてしまった柯騰は、約束通り潔く坊主になります。あぁ佳宜のポニーテールは見られなかったと残念に思ったであろう柯騰と仲間たち(と視聴者)に反して、彼女はポニーテール姿で彼らの前を通り過ぎます。
この通り過ぎる場面が、もう、本当に私が観た映画史上最強の素敵シーンで、YouTubeの公式予告で何回も見返した。
2人の女学生が談笑しながら校庭を歩いていく、ただそれだけのシーンなのに。スローモーションの世界、彼女のはにかむ笑顔と揺れるポニーテールしか目に映らない。
うわぁもう思い出しても素敵すぎる!
このシーンだけ永遠見ていられる!笑
口が開いたまま、首を回して佳宜の姿を追う柯騰たちの姿も最高です。いや、むしろ彼らのこの姿があってこそのシーンですね。
勝負に負けたのにどこか清々しさを纏って坊主頭に臨む柯騰と、勝ったのに彼の要望通りポニーテールに結って現れる佳宜。 それに釘付けの仲間たち(笑)
もう、可愛らしいです。青春ってきっとこういうことです。
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基本的に主人公の行動は理解できない部分が多いんだけど、最後のオチは良かったよ。
そこまで好きか、という感じ。笑
本当に大好きだったんだろうなぁ、
追いかけ続けたんだろうな...。
全体的にそこまで大きな盛り上がりはなく、下ネタもほんと多くて、「もし家族と見てたらめっちゃ気まずかったろうな...」と幾度となく思ったけど(笑)、泣き笑いしながら、とても清々しい気持ちでエンドロールまで観終えることができたので、安心しました。
名シーンもたくさんあるし、大好きな映画のひとつになったな!
ー 余談 ー
作中に出てくる中国語は思春期の男の子が使う荒々しいものもあるよう。他の単語はすぐ忘れるくせにそこだけうっかり覚えてしまった私は、台湾の方に使わない方が良いと言われてしまいましたとさ。気をつけよう。
でも、覚えちゃったら使いたくなるな(笑)
おわり
はじめての沖縄
残念ながら初めて沖縄に降り立った、というわけではなく...。
初めて沖縄料理屋さんに入りましたよ、というごはんの記録です...(´-`)オナカスイタ
沖縄産塩(シママース)使用 塩鶏唐揚げ定食
小鉢とお刺身、デザートになんとちんすこうも付いてくる!笑
これが沖縄塩の特徴なのか、このお店の加減なのかはわからないけど唐揚げの塩感は強めでした。ちょっとしょっぱいかも。でも中はじゅわじゅわ外はカリカリで、食感は最高!
意外と重要なお米もすごくツヤツヤで美味しかった!お刺身も〜!
少し残してしまうくらい、ボリュームのある定食でした。全部食べ切りたかった、反省...。
そうそう、沖縄産のお塩は"マース"というそう。今日初めて知りました。あと、「島とうがらしは3回使ったら飲酒運転になる」という文言がテーブルの壁に貼ってあって沖縄あるあるを学ぶ。泡盛が入っているから?? 定かではない。
今度もし沖縄に行く機会があれば、確認してこよう。
ごはんの記録終わり!
さくら色
久しぶりにちゃんと桜を見ることができました。
改めて見てみると、桜の色って唯一無二だと思う。
基本的に寒い色が好きな私。
明るい色のものは避けがちだけど、さくらの色は本当に特別!なんかめっちゃ包み込んでくるもん!笑
あの優しくて淡い色はなんとも言えない儚さがあると思う。たぶん別れや出会いの季節の3月4月に咲くから、勝手に自分でそういうイメージをつけてるんだろうけど。
今回見に来たのは、上野公園。
実はここの桜は初めて。
春休みなので平日にもかかわらず人でいっぱい!やっぱり外国の方も多いみたい。
健康診断からお仕事に向かうお昼休憩に寄っただけなのであまりじっくり見る時間はなかったけど、至る所に桜がワッサワッサ咲いてて十分楽しめました。大満足です。
ただやはり人も多すぎなので、お茶とお団子をお供にのんびりと、もっとローカルな場所でお花見をしたいかな。
おわり
路
気づいたら師走になってた。
最近辛い出来事が多くて心身ともにくたくたになったので、年始にまた台湾に行くことにしました。
空港はいつも通り桃園空港なんだけど、今回は台北から出る日も作ってみようと思い、宿泊先のひとつを台南に決定。
初めての台南。最近よく盧廣仲の曲を聞いてるので、今のところはまだ彼の故郷ってイメージが強いかな。
まだ全く予定を立てていないので下調べに色んな旅行記を読んでいると、旅行の参考文献として
・吉田修一『路』
・東山彰良『流』
の2作品をあげられていた方がいた。
さっそく図書館で『路』だけ借りることができたので、通勤時間を使って読むことにしました。
が、続きが気になって気になって通勤時間だけじゃ足りない!お家帰って家事もほっぽり出して読み耽る始末...。
久しぶりにこんなに熱中する本に出会いました。
台湾に日本の新幹線が走る。商社の台湾支局に勤める春香と日本で働く建築家・人豪の巡り逢い、台湾で生まれ戦後引き揚げた老人の後悔、「今」を謳歌する台湾人青年の日常...。新幹線事業を背景に、日台の人々の国を越え時間を越えて繋がる想いを色鮮やかに描く。台湾でも大きな話題を呼び人気を博した著者渾身の感動傑作。
文春文庫 吉田修一『路』裏表紙説明欄より
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以下思ったことをざっくりと。
この本に書かれていることは、私が個人的に持つ台湾観とほぼ一致していたと思う。「台湾の特徴」「日本人の台湾への認識」「台湾と日本の関係が持つ明るい部分暗い部分」などなど。
今回こんなに感情移入してしまったのはこの点が大きかったのかな。
色んな考え方の人がいるけど、ここまで自分と同じように台湾と日本を認識している人がいるんだなぁという感じ。台湾を好きになってから、どう向き合えば良いかわからくなってしまう時が多々あるので、参考にしたいと思う。
それから、声を大にして言いたいこと...
筆者の吉田修一氏は、台湾大好きすぎやろ!(確信)
出てくる日本の登場人物たちは、皆台湾に心を救われている。もしかしたら筆者の台湾に対する親しみの気持ちや感謝みたいなものが、そういう形で現れてるのかもしれない。
私も同じように台湾に心を救われている一人なので、読んでて笑顔になったり苦しくなったり、感情が忙しかった...!泣
特に、試運転が成功し「決まったぞ!日本の新幹線が台湾を走る!」という山尾部長の当初の言葉が春香に蘇った瞬間はなんだか、感動とかいう次元を超えて、私まで涙が止まらなくなってしまった。
あと、筆者が書く台湾の気候や街の描写も素敵だなぁと思う。うだるような暑さがありながらも、どこか爽やかで清々しい独特の雰囲気が、まるで実際台湾にいるかのように感じられる。
個人的に好きなのは、エリックが大学時代を過ごしたヴィラ。キラキラした日差しが照らす中庭のプール、春香をヴィラへと誘う鮮やかな芝生の緑、隣の大学教授の柔らかな視線、外の明るさと対照的に描かれる部屋の薄暗さでさえ、すごく透明な感じがする。
この部屋で春香とエリックが日本にある教会の話をするのも、一緒に台湾マンゴーを食べるのも、これから故郷を離れそれぞれ日本と台湾で過ごすことになる、2人の時間を示唆しているよう。
すごくすごく好きなシーンなのです。
ちょっと映画化とかしてくれないかな...。笑
もちろん台湾と日本が大好きな監督で!!
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台湾と日本。地理的な距離はとても近いけど、正式な国交がないし、政治的には難しい立場にあると思う。
でも、台湾の人と日本の人。
そこに住む人同士が心を通わせるのは、できないことじゃない。...と思いたい。
もちろんこれはフィクションだけど、実際に日本の新幹線が台湾を走っているわけで。
その過程で心を通わせた人がいるということは、全くの作り話じゃない...とも思いたい。
勝手な解釈と言われればそれまでだけど。
でもとにかく、この参考文献のおかげで年始の旅行がもっともっとたのしみになってきたな!
おわり
三四郎のオールナイトニッポン0
気まぐれで三四郎のANN0を聞いています。
火曜から金曜にお引越ししたことにより、リアルタイムで聞きやすくなりました。
ラジアンと迷うところやけど、とりあえずどっちも聞いてみて、その日面白そうな方を選んでる。
聞けなかったら、後日radikoもあるしね!
そして昨日の10/27 深夜放送回。
久々にリアルタイムで聞いてたら、涙が出るほど面白い時間があったので一応記録をしておこう。文字に起こすとおもしろさが微塵も残らないだろうけど。
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後半30分くらい?の「こみや不動産」のコ〜ナ〜。
こみや不動産とは...引越し希望の相田さんに、リスナーと小宮さんがやばい引越し先を提案してくれるという大変ありがたい企画です。笑
この日はこみや不動産最終回。
相田さんは既に引越し済みだという話をその前のフリートークで散々話したにも関わらず、最終回だからと無理やりオススメされています。
その中の投稿者の一人がクレイジーすぎ印象強烈すぎ、だったので以下ニュアンスを覚え書き。
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小指を立てた状態で握りこぶしをつくり、小指の先端に穴を開け、こぶし部分に切り込みを入れる。
そのゆびきりげんまん状態で、息を吐き入れることで癒しの音色を奏でる。そう、投稿者はこぶしオカリナ奏者。
そんなこぶしオカリナ奏者が暮らしているのは、森の中の中ハウスというところだそう。周囲の人々からは「樹海 樹海 樹海」と呼ばれている。
しかし、そんなことは気にせず、是非一緒に暮らしましょう...。
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と、こぶしオカリナ奏者は相田さんに、シェアハウスの提案をしていた。(?)
もうね、文字に起こすとクレイジーすぎるでしょこれは。なんだ樹海樹海樹海て(爆)
案の定相田さんは「怖すぎでしょ、気持ち悪!!」と言っていて、
投稿者と供に物件を勧める体の小宮さんも「何言ってんの?こぶしオカリナ奏者?(笑) 、どういう思考回路してんの(笑)」と言っていた。笑
もうほんとに笑いすぎて涙が出てきてたよ。
前回のきんにくんさんに負けず劣らずのワケのわからなさに震えた。
・こぶしオカリナ奏者
・森の中の中ハウス
・樹海樹海樹海(相田さん「なんで3回言うんだよ、1回で良いだろ!」)
これらのパワーワードは、私の今年の流行語大賞になるかもしれない。
もう、気にならずにはいられない中毒性。
奇妙な投稿に翻弄される三四郎のお二人が、面白すぎた回でした。おしまい。
なんだ今日の日記は(笑)
こぶしオカリナ奏者の魔法にかかったな(笑)
ねぎ星人
小さい頃はねぎ類が苦手だった。
おそらく大学に入るか入らないかくらいの時期に自分の中で何か事件が起きて、好きになったんじゃないかなと思う。
まぁそんな事件が起きた自覚はないけど。
ということで、昨日の夜に白ねぎのお浸し(名前不詳)を仕込んでおきました。
白ねぎ切ってトースターで焼いてめんつゆぶっかけるだけの料理とも言えない、なんだろう、ただの動作です(?)
良い感じに味がしゅんでおります。
豆腐にのっけて食べたら、うまうまや!
もしもほっかほかの白ご飯に乗っけて食べようものなら、天にも昇る思いですよきっと。
お試しあれ。
こういうのが好きっていうと酒飲みか?と言われるけど、お酒飲むよりも何よりも炭酸ジュース飲んでる方が好きです。
お酒も、ほどほどになら良いけどね。
おわり